幸せの『原点』 -死に急ぐあなたへのメッセージ-

幸せ』ってなんだろう?
長い間この“幸せ”をテーマに考えてきました。

 美味しいものを食べた時も勿論『幸せ』と感じるし、楽しい時や何かに満たされている時には『幸せだな~』って思わず声に出ます。

 でも、私が考えてきた『幸せ』のテーマは、普段感じる幸せより
“もっと前に感じる幸せ”すなわち『幸せの原点』でした。

 このことを自分なりに掘り下げて考えていくと、あるワードが頭の中を駆け巡りました。

・生命の誕生
・生存意欲
・共存

 人と人との間に人が生まれ人を取り巻く環境の中ではその地の秩序があり、その中で人は生きる。

難しく言うと、なんだか息苦しいけど自然に生を学ぶ”環境の中で日々私たちは生きている。

そんな秩序やルールや常識に“縛られる”こと
本当の自由じゃない』と感じてしまったり、嫌気がさしたりする人も多いと思う。

 けど、生まれた時から『地球と言うケース』の中に誕生した瞬間から、もう絶対ルールは始まっている。


大きな“ケースの中”で、自由に飛ぶことは決して簡単じゃない。

 結局“縛られてる”と感じてしまうのは、今いる狭い場所から世界をとらえているから束縛感を感じているんだと思う。 私もそうでした…

 それじゃ鳥は?魚は?虫は?
どんな動物にもルールやがあって、ケースの中に存在している。
 

 前置きはこの辺にして(話は全部繋がってます)話を戻すと

『ケースの中に生きる人の幸せ』の原点は
存在を認められる】こと。

 赤ちゃんとしてお腹に誕生した時から、今の今だって私は【存在】しているし、道を歩けば人が挨拶してくれたり道を譲ってくれたり。

 ここまでくると、『幸せ』についてのパズルピースが次々と繋がっていく。

・自分のわがままを誰かに聞いてもらいたかった小さい頃
・幼稚園で大好きな人と手を繋ぎたかった頃
・小学校で友達がたくさんできた頃

 中学校で、高校で、社会人で
いつの時代も誰かに認めてもらって生きてきた
 
 人と接することで、一人じゃないと思えたし自分の存在も認識できた。

学校で嫌なことがあったって、会社で嫌なことがあったって、『部屋と言う名の逃げ道』がなっかた施設育ちの私は、考え方によっては大いに救われたと思います。

・部屋に閉じこもることを知ってしまうのと
・逃げ場のない環境とでは、
・考え方も生き方さえも異ります。

 逃げ道は、時に人を本当の意味で『孤独』にさてしまう。

生きるための方程式は、いつの時代も【人に認めてもらう】こと。

逆に言うと、どんなにそれを否定したって疎ましく思っても、決して一人になれないと言うこと。

 島を買うほどの大富豪でさえ、一人きりの時間は作れても“一人にはなれない
独りじゃないことを認めて受け入れてなお、人に(良い意味で)認めてもらえればそこに人生の極みがあると信じております。

 こうしたメッセージは、逃げ道で迷う誰かがきっと見てくれるかもしれないと感じたから綴ってみました。


 私だけじゃなく、多くの人は迷う人を認め(認識してます)。もっと言えば手を貸すことが本人の成長にならいと判断すればこそ、あえて冷たく接することさえあります。

 大なり小なり、人は必ず『逃げ道に迷い込む時を通過』します。

今現在、明るく若しくは前を向いて生活してる人は必ず、誰かに存在を認めてもらって救われてきたはずです。

 それが友達だったり、家族だったり、ネット仲間だったり時にはこうした知らない人(私)であったり。

もし、こんな私なんかの言う戯言にでも救われた人がいた時は、いつかみんなで集まってパーっと温泉にでも行きましょうね。

 いつかあなたの心が晴れます様に
心より願いを込めて。

2010年12月27日
刺道

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