・ホワイトタトゥー
・手足にワンポイント
いずれも、とてもオシャレで魅力的です。
入れた直後は(発色も良く)色が残ったように見えますが。
・皮膚層が薄いのでインクがお肌に残りにくく
・関節付近は動かす部位であることから
・月日を重ねると(色褪せ/色飛び)しやすい部位であることも視野にいれなければなりません。
【色褪せ】しやすい部位をご紹介します。
色褪せしてもビンテージ感のある“味”として様になるデザイン。
もしくは色褪せ感が逆に好き!という方にはおすすめです。
ホワイトタトゥー
ホワイトインクも発色の良いお肌の方とそうでないお肌の方もいます。
・ホワイトが長く色残りするお肌の人。
・ホワイトがすぐにアイボリーになるお肌の人。
ヘアカラー同様、カラーが長持ちする人もいれば
すぐに色落ちしてしまう方もいます。
アーティストの技術や取り扱うインクも勿論大切ですが、ケアも大切です。
しかし肌質となると、ここはどうにもなりません。
・ホワイトタトゥー=真っ白が永遠に続く!と期待するより
・ホワイトタトゥー=お肌の色味と同化して目立たないけれど(さりげなく存在感のある)タトゥーという認識で考えておくと過度な期待にがっかりすることもないかと思います。
突きなおし
手足の指へ施したタトゥーは、期間を開けて(突きなおす)ことは可能です。
ホワイトタトゥーも付きなおしは可能ですが、色のコントラストに差が出る場合がございます。
また回数を重ねて(突きなおした場合)デザイン自体が滲むことも懸念ポイントです。
かどの鋭いエッジのあるデザインは難しく、少し丸みを帯びた仕上がりになる場合が多いです。
黒の線/色の線
エッジのお話も出たついでに、色の線のお話も少し。
デザインのサイズや内容にもよりますが、なるべく細身で一発取りする線における(黒とカラー)について。
一見きれいに見える“線”ですが。
・黒インクの線と
・カラーの線とでは
近くで見た場合に断面に差が出ます。
インクの硬さもありますが。
・黒インクは針の(すぼまった)細い線でも色が残りやすいです。
・カラーインクは(すぼまった)細い線で色が残りにくいです。
・そこで針先が(少し開いた針)を使うこともあり
・カラーインクの線においては(針や二度引き)も含め
・エッジがききにくいので、厳密にいうと黒インクと比べて少し丸みを帯びた表情になります。
そのあたりも含めて考えたデザインやサイズ感であれば特に気になる点ではありませんが。
・小さくて細い線でカラーインクを使いたい場合
かすれも愛せるほど(または、かすれも様になるデザインで)細い線が好きな方にはオススメです。
細い線は好きだけれど(かすれが気になる)→二度引き→線は多少太くなる
結果的に丸みを帯びてしまう。
そうならないためにも、カラーインクで細身のデザインをご希望の場合には
・サイズ感やデザイン内容を含め
より良い仕上がりになるように、相談しあうことも大切です。
例えば 美容室に行って、モデルの写真の人の色と一緒にしたくても全く同じようにならない場合もあります。
そうした場合、美容師さんに任せてモデルの写真の人の色味に寄せてもらう方向で考えた方が仕上がりは良いと思います。
お客さんのご提案に“新たな気づき”をいただきます。
お客さんのご提案と自分の技量を考えながら工夫を凝らして
一緒により良い作品を作れたらといつも考えています。
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