『将たるものは、怯弱の時あるべし。ただに勇をたのむべからず。』
父として母として、上司として人として
責任と強さ、良い局面ばかりを求め過ぎれば
その勇に己の驕りを生み、時として己を追い込む末路を辿る。
(責任感は死に非ず、死する道の選択を己の奢りとしなければ、責任感の強いあなたのことだから、逃げ道は無い。)
時に、敗北を知り その身に刻み 失敗を認め 受け入れること。
どんな時代でも、人生は常に自分と闘うことを背負う宿命。
『自分との闘い』にあって 楽観も大勝の極み、されど敗北を重ねた将こそ己のみならず人を子を照らす道と成り得る。
友が将よ、なんとも短い時代の一角であろうとも
その人生の局面に於いて、共に励まし 共に笑い 共に戦おう。
負け続けても恥とは微塵にも思わない。
本当の恥は、己の奢りで戦うことを已めたその時。
さぁ立って、今日も苦難の道を共に笑おう。
PS
自分の弱さや負を人に見せる/語るは気恥ずかしいと思っていたこともあるけれど、どんなに格好つけても、一つの体一つの頭、ただの人。
負を伏せて、弱さを伏せて、一人悩み苦しんだところで、解決もなければ小さい世界に孤立して人知れず負の連鎖を生み、繰り返すだけ。
世界は広い。
時に出会ったことも無い人の言葉に気付かせてもらい救われることも多い。
有り得難い ことだからこそ感謝に絶えない。
今、現にブログ読んでくれている皆様のことです。
2011年5月14日
刺道
世界は広い
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