お客さんの痛みを知り。
説明するため、ほぼ全身にタトゥーを入れています。
タトゥーにおける“痛み”については経験するより他に
知る術がありません。
また、実験的に
・お肌のコンディションを万全にしてタトゥーを入れた場合と
・日焼け/お酒を飲んで/寝ないでタトゥーを入れた場合を
比較もしてきました。
無論、痛みの感じ方に個人差はありますが
・自分の経験とお客さんの感想をもとに“痛み”のレベルをご紹介しようと思います。
関節付近は痛みが強いです。
結論から言うと どの部位でも“我慢できないほど”の痛みではありません。
【ただし!】
お肌のコンディションにより痛みの感じ方には雲泥の差がでます。
・日焼けを/飲酒/寝不足/疲労の蓄積/風邪/アトピー肌/敏感肌など
お肌がデリケートになっていれば、痛みの感じ方も強くなります。
日焼けしている状態は仕上がりを左右します
日焼けした直後のお肌は(軽い炎症)状態にあります。
・軽く触れても赤く腫れあがり
・インクが素直に入りません
・皮膚が再生をはじめ、お肌の上に薄皮を張ります。
・その薄皮がニードルの隙間に目詰まりしてインクが乗らないことも一因です。
・デザインをお肌に移す(転写)の段階でデザインが見えにくく
・炎症に加えて軽く触れても腫れが出るので細かい演出を邪魔します。
・何より通常のお肌での万全のコンディションでタトゥーをいれるよりも
・痛いので呼吸が乱れ(力んでしまうため)余計にインクを受け付けません。
【結果】
入れずらいばかりか、仕上がりに影響するので二度手間+当初の仕上がりには遠く及びません。
極論、彫って彫れないことはありませんが。
※よほど黒く焼いているお客さんには(お肌の色味が落ち着いてから)ご予約いただいています。
何より万全でお越しいただいた方が得策です。
タトゥーを入れる前後3か月
この期間は日焼けを避けたほうが(発色と色持ち)が良いのでおすすめです。
日焼けに限らず、風邪や疲労でも同じことが言えます。
タトゥーは逃げません、予定を優先するよりも
お肌のコンディションをできるだけ万全にして
ずっと残るタトゥーを手にいれてください。
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